インターン生のある1日(ニュース部門編)

9時半出社

ニュースインターン

出社後はすぐに新聞チェック。大事なニュースや興味深い街ネタなどを抜き出して日本語に要約しメール配信。記者の皆さんに、各紙が報じている情報をいち早くお伝えする大切な仕事。
これが結構骨が折れる。そしてアメリカ社会の勉強になる。

10時

ニュースインターン

電話の取り次ぎもインターンの大切な仕事。アメリカ各地や、ワシントン支局、東京本社からなど、報道部には多くの重要な電話や急ぎの電話が入る。
東京本社からの電話をとる。丁寧に対応しなければと思っていたら生放送に必要な急ぎの件だったようで「とにかく急いで!」と、慌てて支局長に転送。TVの仕事は一刻一秒を争うものと実感。

10時半

ニュースインターン

新聞チェックと格闘していたところ、「今から記者発表の取材に行くよ!」と記者の方から声がかかり、慌てて準備。
プレス発表会の会場となるNY市内のホテルの地図を出力し場所をチェック。取材用カメラを準備して記者の方と出かける。

11時

ニュースインターン

記者発表がスタート。終了後に内容をまとめなければならないので、ポイントをメモ。会場の緊迫したムードと記者の方々の鋭い質問の臨場感に、報道現場の醍醐味を実感。
帰社後。すぐに取材メモをまとめる。

13時半

ニュースインターン

食べ忘れていたランチ。
オフィスの下にあるボリューム満点のアメリカン メニューをテイクアウト。社員の方に「2000キロカロリーくらいありそう!」と突っ込まれながらデスクで頬張る

14時

ニュースインターン

New York TimesのWebサイトで最新情報をチェックしていたら、新しいニュースが飛び込んできた!記者の皆さんに速やかに報告。
すると支局長が「ニュースにするぞ!」と言って東京本社に連絡。「こうやってニュースってできるんだよ。」なんて言われて嬉しい。

16時

ニュースインターン

ニュース番組で放送する撮影のために現場へ同行。急いでイエローキャブに飛び乗る。
予定していた内容と別に、現場判断で追加撮影した映像があり、現場の大切さを実感。そしてカメラマンの方の判断力の凄さも実感。そして自分の原稿力の無さも実感、、、。
秒単位の短いTVの尺の中で要点をまとめ魅力的に原稿を書くのは至難の業。苦労した下書きは跡形もなく修正されて放送された。落ち込みつつも次回はがんばるぞ!と闘士が沸く。

16時45分

ニュースインターン

NYから録画中継される最新のNY株価レポートの準備。
報道部の一角にさながら簡易スタジオが設置されており、ライトやカメラの設定、色と音の確認を行い、準備を完璧に整える。
記者の方が本番の原稿読みをスタートすると、ネクタイや髪の毛に乱れが無いかをチェックし、原稿を間違いなく読んでいるかもチェック。
その後、東京オフィスに伝送して、無事終了。

17時半

ニュースインターン

棚をキレイに片付け、社員の皆さんに挨拶をして帰宅。といっても、急な事故や事件で取材現場に出ていることがほとんどだから、社員全員がいることはほとんどない。
充実した一日が今日も終了。

普段なにげなく見ていたTVの報道番組。華やかな世界に足を踏み入れた!と浮わついた気分も柄の間。次々と起こる予想不可能な事件や事故を瞬時に捕まえ、世の中の人に分かりやすく簡潔に面白く伝えるのは、過酷な労働と共に頭脳明晰さも求められるまさに神業。その魅力の一端に携われるやりがいのあるインターン経験です。